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【出世コースから外れた】40代、50代の会社員がこれ以上出世できないと気づいたときどうする?

「出世できないと気づいた時どうすればいい?」

「出世あきらめるメリット・デメリットを知りたい」

「出世をあきらめた時に次にするべきことは?」

会社にお勤めの40代・50代の方、同期は次々に出世しているのに自分は出世コースからはずれてしまった気がする方も多いのではないでしょうか。そろそろ定年も見えてきてもう出世はあきらめた方がいいのか、まだまだ頑張って目指した方がいいのか悩む毎日を過ごしているかもしれません。

私も同期が次々と出世していくのをみて、悔しい思いで定年までどう過ごすべきか思い悩んで日々働いていたひとりです。

この記事ではそんな出世コースをはずれたとうすうすお感じの方でこの先どうしようか迷っている方に、定年までの過ごし方の対策について解説します。

  • 出世できないと気づいた時の対策4選
  • 出世をあきらめるメリット4選
  • 出世をあきらめるデメリット3選
  • 第2の人生を歩むための方法3選

ぜひこの記事を参考に、後悔しない人生を歩んで行きましょう。

【どうする?】出世コースをはずれたかも!!今すぐできる対策4選

もうこれ以上出世しないと気づいてからでもできる対策は以下の4選です。

  1. 上司、上層部に相談
  2. 会社内での立ち位置を確認
  3. 自分の今のスキルを棚卸し
  4. 今後のキャリアを考える

ではじっくり解説していきましょう。

1.上司、上層部に相談する

まだ少しでも出世に未練があるなら、上司や上層部に「出世する可能性」があるかどうか確認しましょう。

可能性があるのかないのかが分かれば次の一歩を決められます。

もし出世の可能性があるのなら、何をしたらよいかを上司に相談することで、この先やるべきことが明確になります。反対に可能性がないと分かれば転職するなど、新しい人生について考え直すことも必要になってきます。

次の一歩を踏み出すためにも、出世への可能性についてははっきりとさせておきましょう

2.会社内での立ち位置を確認する

今働いている職場においてあなたの役割を再確認することは、出世コースに乗れるかはずれるかの大きな指標となります。

客観的な視点で自分をみてみましょう。そうすることで自分は会社の中でどういう役割なのか、どのポジションにいるのか再確認できます。

自分がいてもいなくても変わらないポジションなら、この先の出世は難しいかもしれません。しかし会社にとって、あなたがいなくては困る人材なら今後出世する可能性があるかもしれません。

出世するかしないかの判断において、自分の会社における立ち位置を把握することは、今後の進む道を決めるうえでの大きな判断材料になってきます。

3.自分の今のスキルを棚卸しする

今後転職や副業をする可能性を踏まえて、現在のスキルを把握しておきましょう

転職する際に自分のスキルについて把握できていないと、転職先の求められるスキルとのミスマッチが起こりやすくなります。また副業を始めても、スキルがないとすぐに行き詰まり長続きしません。

例えば経理畑で30年やってきたけど、簿記の資格はなくその会社でしか使えない知識であれば、経理部門での再就職先を探すのはむずかしいでしょう。

自分のスキルを把握したら、転職や副業したとしたらどう活かしていけるかを、さらに考えてみるとより良いです。何もスキルがないという人は、自分にとって何が得意で、人よりも優れているのか考えるところからはじめましょう。

4.今後のキャリアを考える

出世コースを諦めるのであれば、その後の人生をどう生きたいのかを考えてみましょう。

今の会社でこのまま定年まで働くのか、それとも退職して新しい環境に進むのかによって今後における自分の人生の進め方が大きく変わります。

ここを決めないと今後における人生の進め方が定まりません。しかしどちらに決めるにしても、人生の大きな選択になります。また収入の面にも関わることなので、家族で話し合うことも必要となるでしょう。

今後のキャリアを考えることは、あなたの残りの人生を考えるうえでとても重要なことです。自分の納得がいくまで時間をかけてじっくり考えましょう。

出世をあきらめるメリット3選

出世コースをはずれたらどうする?あきらめるメリット3つ

出世コースをはずれても悲観する必要はありません。

ここでは出世をあきらめることによって生じるメリットについて次の3つを解説していきます。

  1. 気持ちが楽になる
  2. 時間に余裕が生まれる
  3. 今後の人生を早めに見つめなおせる

1.気持ちが楽になる

圧倒的に仕事のストレスが減ります。

今まで出世のためにと、自分の時間を削ってまで頑張っていた仕事や自分が苦手な上司と無理に付き合うなどの人間関係を手放せるからです。

出世を諦めるということは、自分のやるべき最低限の仕事以上は無理にする必要がなくなります。また、「上司と部下の間に立ってどちらの顔色も伺い気疲れする」ということも減るでしょう。

とはいえ「自分の仕事だけして周りで大変な人がいるのに手を貸さない」ということばかりしていては、周りからブーイングの嵐になりかねませんので、様子をみながら状況に応じた仕事をしていきましょう

2.時間に余裕が生まれる

仕事にがむしゃらに邁進しなくてもよいので、今まで上司のためにとオーバーワークしていた時間が自分の時間になります。

自分の仕事さえ終われば定時で上がれる会社なら、定時後は自分の時間となります。

増えた時間で家族団らんをしたり、副業や講座、大学院などに通ったりすることもできます。時間に余裕が生まれると、精神的にも余裕が生まれてくるのでイライラが減ります。また、ストレスで太るということもなくなるでしょう。

時間に余裕ができて、今までできなかった自分の体や心と向き合う大切な時間を作ると、人生がより豊かなものになります

3.今後の人生を早めに見つめなおせる

自分の今後の人生設計について、再スタートが早く行動できます。

多くのひとは定年間際もしくは定年を迎えてから今後の人生を考えますが、ほかのひとより早くから見つめなおす時間ができるので、第2の人生を早くスタートできます。

今までやりたかった趣味や勉強に挑戦することもできますし、本当にやりたい仕事につくための転職活動を始めることもできます

迷っている時間はもったいないので、興味を持ったことにどんどんチャレンジして、気になる会社に応募書類を送りましょう。

出世をあきらめるデメリット3選

出世コースをはずれてしまうとデメリットもあります。

出世コースをはずれたら考えるべき3つのリスクについて解説していきます。

  1. 仕事に対する意欲の低下
  2. 賃金の増加が見込めない
  3. リストラされるかもしれない

リスクを知っておけば対処もしやすいです。

1.仕事に対する意欲が低下する

今まで出世することを目標としていた人は、出世できないと分かると仕事に対するモチベーションが下がります。

今まで多少無理難題を押し付けられても、なんとか我慢して仕事をしていたはずです。

それはその仕事を頑張れば認めてもらえて、「いつかは出世できる」という大きな目標があったからです。出世できないと分かれば、無理な仕事に対するやる気は起きなくなります。

出世のために自分のキャパシティ以上の仕事をする必要はありません。自分のできる範囲で仕事をしていきましょう。

2.賃金の増加が見込めない

管理職や役員に昇格しないとなると、給料や今の地位のまま定年を迎えた時にもらえる退職金の額に差が出てきます。

退職金は基本的に退職時の給料が、給料の額によって計算されることが多いからです。

思い描いていた額をもらえないとなると、たとえば出世することを見込んで、退職金でローン返済を考えていたひとにとっては、将来のマネープランが変わってくるでしょう。

給料や退職金にどれぐらい差がでるかは会社の人事等に確認してみるといいでしょう。また、ローンの返済方法や将来のマネープランについてどうしたらいいのか悩む場合は、お金のプロであるファイナンシャルプランナーに相談すると詳しく教えてくれます。

3.リストラされるかもしれない

出世コースからはずれてしまうと、会社の業績が悪化した場合リストラの対象になることも考えられます。

それなりに高い給料をもらっているのに、仕事の意欲が低下した結果、仕事に対するやる気がないと判断されると真っ先にリストラ候補になることが考えられます。

やる気のない社員に高い給料を払うくらいなら、若くて将来性がある若手社員に使いたいと会社が考えるのはやむを得ないことです。

リストラの有無にかかわらず、定年まで同じ会社で働きたいのか、早期に退職するのかをあらかじめ決めておいて損はありません。家族がいるのなら、将来に大きくかかわることなので、一人で決めずに早めに相談しておくことが大事です。

第2の人生を生きるための方法3選

出世コースをはずれたあとに第2の人生を生きるための方法3選

出世コースをはずれたからといって、人生が終わるわけではありません。むしろ新しいスタートでもあります。

何をしていいのか分からないという方は下の3つを参考にしてください。

  1. 趣味を見つける
  2. 副業する
  3. 転職する

それでは解説していきますね。

1.趣味を見つける

なにか趣味を見つけたいけど、どうやって見つけたらいいかわからないという方は地域で行われている教室やコミュニティに参加してみるのがおすすめです。

地域の方の知り合いがいた方が何かと安心ですし、なにより近くにあるのでわざわざ電車に乗って出かける手間がありません。

地区センターの掲示板や、市役所が発行している広報にも掲載されていますので、お手軽に探せます。先生や仲間との相性もあるので一度体験参加してみてください。

気が合う仲間が見つかったり、近くの店のお得情報もゲットできたりするチャンスがあります。

2.副業する

収入減に備えたい、将来やりたい仕事があるが独立して成功するか不安なひとはまず副業からスタートしましょう。

副業なら自分に合わないものだなと感じたり、思うような収入が得られないとわかったりしたら撤退できます。

いずれ副業が成功したらフリーランスの道も開けますし、合うものがみつかるまでトライアンドエラーが何度でも可能です。

副業の収入増のコツは、SNS等で成功している人を真似することです。気になる人のセミナーに参加してみたり、コンタクトをとって秘訣を聞いてみたりするのもいいでしょう。コツが聞けるでしょう。副業は仕事を辞めずに収入を維持できるので、お金の心配がある方にもチャレンジしやすいです。

3.転職する

このまま地位も収入も上がらないなら、転職をするという手もあります。

今は40代。50代向けの転職サイトやハイクラス向けの転職サイトも多く存在してます。ホームページを見て自分に合いそうなサイトに登録してみましょう。とはいえやみくもに転職サイトに登録して、就職活動をしてもうまくいかないことが多いです。

自分がどういう会社に転職して、どのような仕事をしたいかという明確なビジョンがないと、転職先とのミスマッチをおこして長く続きません。

今転職をあっせんしてくれる会社には、自分の能力の棚卸しを一緒にしてくれたり、相談にのってくれたりするキャリアの専門家がいることが多いようです。うまく活用して自分が希望する会社へ転職しましょう。

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