「言い方がきつい上司の理由を知りたい」
「言い方がきつい上司の対処法は?」
「言い方がきつい上司に耐えれなくなったら次にすることは?」
会社にお勤めのみなさんの中には、自分の上司の言い方がきついなと感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
「この上司にいつまでこんなきつい言い方をされるかな」と考えると、毎日が不安になってしまいますよね。
この記事では、
・言い方がきつい上司の理由3選
・言い方がきつい上司に耐え続けたときのダメージ2選
・言い方がきつい上司の対処法4選
・上司に耐えれなくなったときの逃げ道3選
について詳しく解説していきます。
上司の言い方が原因で、会社に行きたくないと思っている人は必見の内容です。
ぜひこの記事を参考に、言い方がきつい上司の心理を理解して、つらい日々から抜け出しましょう。
言い方がきつくなる上司の理由3選
どうして上司がきついい方をするのか、原因がわからないともやもやしますよね。
ここではその原因となる以下の3つの理由について解説していきます。
- 部下へ大きな期待をしている
- 上司がストレスを抱えている
- もともとの性格がきつい
1.部下へ大きな期待をしている
きつい言い方をすることで、部下に早く成長してほしいという上司の期待のあらわれです。
その上司もかつて自分の上司にきついい方をされてきたが、その結果自分が成長できたと思い込んでいることが多いです。
目をかけている部下に対して、成長してほしいと願うので自分がされてきた方法を踏襲しているのです。
自分にはそのやり方は合わないと分かってもらえないとそのやり方が続くので、上司に話して言い方を改善してもらいましょう。
2.上司がストレスを抱えている
「部下を育てるため」という名目で、上司がきついい方をしてくることがありますが、実はストレスを抱えていることがあります。
上司からは圧力をかけられ、部下からは突き上げられて板挟みになってストレスがたまっています。
ストレスを解消することができず、部下にきつい言い方をすることで発散しているのです。
「成長のため」と言われても鵜呑みにする必要はありません。「自分に余裕がないために優しい口調で話せないんだな」と少し引いて上司のことを見てみるといいでしょう。
3.もともとの性格がきつい
もともとの性格で、無意識のうちにきつい言い方をしているということがあります。
この場合は本人は全く悪気がなく、また相手が傷ついてるという認識もありません。
悪意をもってきつい言い方をしていないので、本人は相手を不快な思いにしているとは夢にも思っていないでしょう。
本人に直接言っても自覚がないので効果はありません。本人と親しい同僚や信頼している上司からそれとなく伝えてもらうのがいいでしょう。
上司の性格を変えることはできません。割り切って付き合いましょう。
言い方がきつい上司に耐え続けたときのダメージ2選
言い方がきつい上司に耐えていると知らないうちに心身ともに疲弊しますよね。
ここでは耐え続けるとどのようなダメージになるか2つ解説していきます。
- スキルが身につかない
- 不眠症や鬱になる
1.スキルが身につかない
上司のことを受け入れられなくなっているので、上司から仕事を教えてもらいながら、スキルを身に着けていくことが難しくなりますいです。
きつい言い方をされると、心にブロックがかかり何かを学ぼうという気になれないからです。
その上司から学ぶしかできないスキルであれば、ほかの人上司に教えてもらうということはできないのでスキルが身につきません。
上司の上の上司や、同じ部署の先輩などの、スキルを学べる代替手段を考えてみる必要があります。それが無理なら割り切って教えてもらうしかないでしょう。
2.不眠症や鬱になるリスクがある
毎日きついい方をされていると、会社に来るのが嫌になってきます。
きつい言い方を毎日されていると、知らない間に精神的にダメージが蓄積されます。
自分の心の許容量を超えると、不眠症や鬱など心身の病気になるリスクが高いです。
不眠症や特に鬱に罹患してしまうとなかなか治りません。このまま行ったらヤバいかなと感じたら、上司から逃げるなど自分の心を守るように心がけたほうが良いです。
言い方がきつい上司の対処法4選
ここではきついい方をする上司に対してどう対処していいかを解説していきます。
下の4つを参考にして自分に合う方法で対処していきましょう。
- 誰かに相談する
- 会社と上司を訴える上司の話を聞くテクニックを身につける
- 上司に直接思いをぶつける
- 誰かに相談する
自分に合うものを見つけて、うまく対処していきましょう。
1.上司の上の管理職に相談する
上司の上の管理職に、上司のきついい方に対して困っていることを相談しましょう。
上司がどのような言い方をするのか、その結果自分や周りの同僚がどう思っているのか伝えましょう。その時に発言の記録や音声データがあるとなお伝わりやすいです。
上の管理職に伝えても理解してもらえなかった場合は、さらに上の管理職や人事部に相談してみる方法もあります。
話すときは感情的でなく冷静に伝えましょう。冷静に話す方が自分の気持ちが相手に伝わりやすくなります。
2.上司の話を聞くテクニックを身につける
じっときついい方に対して話を聞くのではなく、話をうまく流すテクニックを身につけましょう。
ただ耐えているだけでは自分がつらくなっていくだけです。
基本的には仕事上最低限必要な部分だけを聞いてあとは受け流します。
話が長い上司の場合は、「仕事が溜まっている」など理由をつけて話を切り上げることも必要でしょう。
3.上司に直接思いをぶつける
上司に自分がきつい言い方をされて嫌な思いをしていることを直接伝えましょう。
自分がきつい言い方をしていることに自覚がない上司の場合は、伝えることによって気づいて言い方が改善する可能性があります。
遠回しに伝えると気づいてもらえないこともありますので、「きつい言い方をやめてほしい」とストレートに伝えることが大切です。
ただ上司によっては、伝えることによって逆上してくる場合もあります。上司の性格を見極めて、話してわかってくれそうな上司なら思いをぶつけてみましょう。
4.上司の発言を記録する
上司がどのような発言をしているかという記録を残しておくことは大事です。
記録がなければ、当事者や管理職に話す場合に「そんな言い方をしていない」と言われたら反論できなくなります。
記録があることでこちらの現状を伝える強い武器になります。
できれば音声で残すのがベストですが、難しい場合はメモでもいいので形として残しましょう。日付や時間も一緒に書いておくとさらに良いです。
言い方がきつい上司に耐えれなくなったときの逃げ道3選
言い方がきつい上司に対して、対処法をしてみても変わらないと感じた時は逃げるのも手です。
ここではどのような逃げ道があるのかについて3つの方法について解説していきます。
- 顔を直接合わさない仕事のやり方に変える
- 異動願いを出す
- 転職する
我慢して耐えてもいいことはありません。将来「そういえばあんな人いたな」と笑って言えるように、自分にとってどうしたらいいのかを見つけていきましょう。
1.顔を直接合わさない仕事のやり方に変える
今は様々な働き方が選べる会社が増えてきています。自分の会社でリモートワークが可能な場合はぜひ活用しましょう。
リモートワークで上司と相談があった場合でもチャットで行う場合なら、直接言われるわけではないのできつい言い方の文章でもダメージが少なく受け取ることができます。
きつい言い方を文字にしてみると、意外と本人が自分が入力している内容にびっくりすることがあります。自覚を促すことにつながり、上司の言い方が変化することもあるでしょう。
リモートワークにするためにネット環境を整える手間はかかりますが、ストレスは減ります。まず自分の会社がリモートワークができるのか確認しましょう。
2.異動願いを出す
毎日顔を合わせるのさえ苦痛ならば異動願いを出してみましょう。そのためにはまず上司の管理職や人事部に相談してみましょう。
自分が異動するか、上司が異動するかは会社の判断になります。自分が動く場合は、今の部署が自分にとって合っていたとしても、異動しなければならなくなります。
自分の思い描いていたキャリアプランが描けなくなる可能性もあるので、異動願いを出すのは慎重に考えた方がいいです。
異動したとしても何年後かには今の部署に戻ってくる可能性もあるのかなど、今後の自分のキャリアプランも含めて管理職や人事部と話す必要があるでしょう。
3.転職する
上司の上の管理職に相談しても、部署を異動しても状況があまり変わらないなら、思い切って転職をしましょう。
転職となるとハードルが高いと感じている方もいると思いますが、上司の言い方にダメージを蓄積させながら仕事を続けてもしんどいだけです。
今は転職市場も活発なので、尻込みせずにまずは転職サイトに登録したり、転職エージェントに相談にいったりして、自分の市場価値を知るところから始めてみましょう。
今の会社に留まる方がいいのか、他の会社に転職するのかどちらが自分にとって将来のキャリアとしていいのかじっくり考えて、将来後悔しない選択をしましょう。
ぜひこの記事を参考に、将来あの時転職してよかったと後悔のない人生を送っていきましょう。
なお、将来のキャリアや転職先について相談するならキャリアアドバイザーが豊富なリクルートエージェントがおすすめです。
いろいろな分野のキャリアアドバイザーが在籍していますので、自分に合うアドバイザーと相談して最適な転職先を見つけましょう。
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ブログ内で私のおすすめの転職エージェントを紹介してますので、よかったら参考にしてください。